1. 羽田、成田からロサンゼルス
日本からロサンゼルスまでの所要時間は約9時間。逆にロサンゼルスから日本は11時間ほどかかる。羽田から深夜に出る便はちょっと眠っている間に着いてしまうので、あまり遠い国だとは感じない。ちなみに航空運賃はエコノミー席だと安ければ5万円程度のときもあるが、ピーク時は20万円を超える。
2. 気候
ロサンゼルスの気候は日本に比べると、温暖で快適。野球のシーズンとなる4月から11月頃までは乾季で、ほとんど雨は降らない。夏は気温は40度超まで上がるときもあるが、湿度が低いため、35度程度でも快適に過ごせる。
日本との湿度の差を明確に感じるのはプールから出た時。日本では水から上がっても湿度の高い空気に包まれて寒くないが(弱いサウナにいる感じ)、LAでは身体が水に濡れていると、昼間でも風がスースーとダイレクトに当たる感じで肌寒く感じる。だから夏でもプールサイドでは身体にかけるタオルなどは必須だ。また夜のプールは真夏でも水の中にいないと寒くて辛い。
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一方、冬場は日中で15-20度前後。1月でも30度を超えるようなときもある。冬場は雨季だが、ほとんど雨の降らない年もあれば、かなり降る年もある。
3. 観光にベストの時期
野球を見るなら当然3月末から9月末となる。10月はポストシーズンなのでエンゼルスの試合が見られるかはその年の成績次第だ。4月中頃までならばNBAのバスケットボールやNHLのアイスホッケーも観戦できるのでスポーツファンにはもってこいの時期だ。
気候的には日本が酷暑の7~8月頃に来るのがおすすめだ。LAは気温は高くてもカラッとしていて夏でもとても過ごしやすい。天候も安定しており(ほぼ100%雨の心配はない)、サマータイムで日中が長いのでテーマパーク巡りにも最高だ。この時期に日本からLAに来た人はほぼ例外なく「日本に帰るのが憂鬱だ」と言うほど快適さには違いがある。
秋から春は野球はオフシーズンだが、LAは冬でも暖かく過ごしやすいので、避寒地にもなる。ただ12月~2月はこちらでは雨期に当たる。日本の梅雨のように毎日雨が降るというわけではないが、運が悪いと1週間のうち3-4日は雨にたたられるということもあるだろう。
LA近郊で、有名ゴルフ場の集まるパームスプリングスは避寒地として知られ、冬場は芝のコンディションも最高。まさにゴルファー天国だ。
2月下旬から3月はメジャーのスプリングトレーニングの時期なので、アリゾナまで足を伸ばせば練習中の選手を目の前で見ることが出来る。エンゼルスのキャンプ地まではLAから車で6時間ほどだ。また上述のパームスプリングスでは3月にプロテニスの準メジャー大会、BNPパリバ・オープンが開かれ、錦織選手ら世界のトッププレーヤーの試合を見ることが出来る。1,2回戦だと観客も少なく、目の前で見ることも出来るだろう。
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4. 災害
よく「LAでは台風やハリケーンはないのか」と聞かれるが、答えは「ない」。ハリケーンはメキシコ湾岸から東海岸にかけて夏から秋に発生するが、カリフォルニアとは無縁だ。
地震に関してはサンアンドレアス断層という大きな断層がカリフォルニアを南北に走っているので、たまに発生する。実際1994年にLA北部で起きたノースリッジ地震では、死者57人を出すなど大きな被害が出た。しかしこの20年ほど震度3以上の地震はほとんどない。最近、日本が毎年のように大きな地震に襲われていることに比べると頻度も規模も小さい。もっとも地震地帯であることは間違いないので安心は出来ない。
唯一の自然災害が山火事だろう。雨の少ないLAの山は基本的に大きな樹木はなく、低木や雑草で覆われている。4月以降はほとんど雨が降らないので、夏場になると乾燥しきった枯れ草が高温で自然発火し、たびたび山火事が起きる。オレンジ・カウンティの中心部にあるアナハイムあたりは山から離れているのでほとんど山火事の心配はないが、郊外の丘陵地ではしばしば住宅地まで山火事が押し寄せ大きな被害が出る。
5. 時差
3月上旬~11月上旬はサマータイム(英語ではDaylight Saving Time = DST)であり、時計が1時間進められ、日本とはー16時間の時差となる。英語の「Spring Forward, Fall Back」というフレーズを覚えておけば、春に時計を進め、秋に戻すことがわかる。サマータイムというと夏場の一時期のもののように感じるが、実際は1年のほぼ3分の2がサマータイム期間である。夏至の頃は夜8時半くらいまで明るい。一方冬場は午後5時くらいで暗くなる。
6. 交通手段
電車やバス路線などがほとんど発達していないロサンゼルスは、車で動くことが前提になる。日本からの観光だとレンタカーを借りるケースが多いだろう。ロサンゼルスのほとんどの道路は最低でも片側2車線くらいあり、道幅も広く、路地のような見通しの悪い道、細い道はほとんど存在しないため、慣れると運転しやすい。しかし日本と逆の左ハンドル&右側通行のため、ペーパードライバーでなくても、車の運転は躊躇してしまうかもしれない。
そういう場合、最近では多くの人がUberを利用している。アメリカで使えるスマホがあれば、Uberは安く、快適にロサンゼルスの移動をサポートしてくれるだろう。日本であらかじめ会員登録しておくといい。Uberの利用についてはこちらをどうぞ。
7. 宿泊
ロサンゼルスには多くのホテルがあるが、最近はどこも宿泊料の高騰が激しい。1泊100ドル以下で泊まれるホテルはだんだん少なくなってきている。ネットを利用して安くて、快適、治安の良い地域のホテルを見つけてほしい。ホテルについてはこちらをどうぞ。
8. 食事
ファストフードから高級レストランまで、メキシコ料理から日本料理まで、ロサンゼルスで食事に困ることはない。場所によっては日本食レストランも充実しているので、ファストフードばかりで飽きるということもないだろう。ただファストフードを除けばOCの多くの飲食店は午後10~11時で閉店してしまうので、日本の繁華街の感覚でいると食べる店がなくなってしまう。
また、一般に外食は日本に比べると高価である。ファストフードでも最低でも5-6ドル、テーブルについて料理を持ってきてもらうようなレストランでは1人20ドル以下で食べられるところは少ないし、チップも15-20%発生する。
メキシコ料理や中華料理は概して安価で、日本食やイタリアン、フレンチなどはお金がかかる。ラーメンなども最近はブームだが、チップや税金を入れるとラーメンと餃子を頼んだだけで12~15ドルは普通にかかる。
おすすめレストランについては「OCのおすすめレストラン15選」をどうぞ。
9. チップと税金、クレジットカードでの支払いについて
Sales Tax
生鮮食料品を除くあらゆる買い物、食事にはSales Tax(売上税。日本の消費税に相当)がかかる。税率は市や郡によって微妙に異なる。例えばOCの場合は7.75%だが、LAだと8.75%である。
チップ
ファストフード、フードコート以外のレストラン、つまり座席に座って、ウエイターやウエイトレスが注文を取りに来るスタイルのレストランではチップが必要である。通常はTax前の料金総額に対して15-20%。大人数で行くとレストラン側が予めチップ金額を書いてくることもある。
それ以外に係員に車を預ける方式の駐車場(Valet Parking)やホテルで荷物を運んでもらったり、ゴルフ場でゴルフバッグを運んでもらった場合など2-3ドルのチップを払うのが常識となっている。彼らは最低賃金で働き、実質的には収入の大きなウエイトを占めるチップで生計を維持している場合が多いことを覚えておこう。
最初にまずカードにチャージされ、あとからチップの金額を書き足す
アメリカではクレジットカードでの支払いが一般的のため、レストランなどで勘定書が来たら、クレジットカードと一緒にウェイターに渡す。すると彼らはカードにチャージしてレシートとカードを持ってくる。通常レシートはCustomer CopyとRestaurant Copy の複写式の二枚からなっている。
いずれも食事代、Sales Taxが記載されており、その下にTip欄と合計欄がブランクの状態になっている。そこでRestaurant Copyの方にペンでチップ金額と、全部の合計額を書き込めばいい。あとはRestaurant Copyはテーブルに置いたままで、Customer Copyだけを持ち帰る。
10. 現金とクレジットカード
レストラン、スーパー、ガソリンスタンドなど、ありとあらゆる店でクレジットカードが使えるので、あまり現金は必要ない。平均的なアメリカ人はまず50ドル以上のキャッシュは持ち歩かない。例え金額が1ドルでもクレジットカードを使うからだ。一方、安いレストランなどではたまにキャッシュオンリーのところもある。
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