エンゼルス選手紹介:大谷が入団会見で茶化した、スーパースター、マイク・トラウトとは

マイク・トラウト(26歳) ポジション:センター

大谷選手が、入団会見で17という背番号について質問された時、「本当は27にしたかったが、空いてなかったので17にしました」とコメントした時、場内はどっと湧いた。その理由は、背番号27こそ、エンゼルスが誇るスーパースター、マイク・トラウト(26歳)の背番号だからだ。つまり、「トラウトの背番号を狙うとはふてえヤツだ」「まさか27がトラウトの番号だということを知らないわけじゃあるまい」というニュアンスが含まれていたのだ。

2014年に2020年までの6年総額で1億4450万ドルの契約を結んだ。来季年俸は3,325万ドル。

攻守走に秀でたメジャー最高のスーパースター

2017年の成績 打率.306、本塁打33本、OPS .976、盗塁22

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2012年から、実質6年間のメジャー生活で、毎年MVP級の活躍を見せ、2014年、2016年と二度MVPとなっている(その他、投票2位も2回もある)。2017年にトレードマークのヘッドスライディングの際、左手親指の靭帯を断裂し約1ヶ月半の自身初のDL入りを経験した。それでもホームランはチーム最多の33本を記録。また走塁でも桁違いのスピードを持ち、2012年には49盗塁で盗塁王にもなったが、リードオフマンから、次第に主軸としてのバッティングを期待されるようになってから、盗塁は漸減している。

守備に関しても俊足を活かした広い守備範囲を誇り、たびたびフェンス際でホームランボールをジャンピングキャッチする。唯一の弱点が肩の強さが平均並みなことと言われている。

トラウトは同世代のスーパースターであるワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパーとよく比較されるが、成績的にはトラウトが圧倒している。過去6年間の主要な数字を比較するとトラウトが劣っているのは三振の多さくらいで、それ以外は圧勝である。特にハーパーよりも怪我が少なく、殆どの試合に出ていることがすごい。

実働6年間 試合  打率 本塁打  打点  四球 三振  盗塁  出塁率 OPS

トラウト       885    .309    196   553   562   854   161   .410  .976

ハーパー     768    .285    150   421   455   665    62    .386  .902

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トラウトは性格も真面目で謙虚。高校時代からのガールフレンドと2017年に結婚した。ビッグマウスで悪童のイメージが強いハーパーとはここでも対象的である。

ちなみにプライベートでは無類の気象マニアとして知られている。嵐が起きると追っかけているらしい。

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