観戦記:大谷魂の8回零封、13奪三振(Game72)(動画あり)

今日はトラウト、ウォルシュが休み。頼れるのはウォードと大谷だけ。3番レンフィーフォ、4番マキノン(ルーキー)と頭痛がしそうなラインアップで、ロイヤルズにしてみれば1番、2番だけ気をつければ後は安パイという感じだろうか。

大谷も試合後のインタビューで「ロースコアの戦いになるだろうと思っていた」と言っていたが、そりゃこのメンバー見れば誰もがそう思う。連敗ストップを託された投手大谷にしてみればすごいプレッシャーだ。

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これでは大谷が一人で投げて打ってと大車輪の活躍をしないと勝てないのではないだろうかと思われた。しかもイグレシアスも今日は投球させないという約束だったらしく、大谷には長い回を投げなくてはならないというプレッシャーも大きかっただろう。

打順に異議あり

それにしてもトラウト、ウォルシュ休ませるにしても工夫が見られない。今日のメンバーで戦うとして私が監督なら1番にダフィーを置く。長打はほとんど期待できないが、出塁率は.316ある。足もそこまで悪くない。それにどうしてもトラウトを休ませたいのなら、せめてトラウトをDHで起用し大谷は打線から外し投球に専念してもらう。こんな感じだろうか。

  • 1番3B ダフィー
  • 2番RF ウォード
  • 3番DH トラウト
  • 4番C スタッシ
  • 5番LF マーシュ
  • 6番1B マキノン
  • 7番2B ウェイド
  • 8番CF ラガレス
  • 9番SS ベラスケス

OPSって0.700で平均的な打者、0.600なら打力に問題ありと言われる指標だが、エンゼルスには0.600どころか0.500も行かない打者が2人(ラガレス .460、ベラスケス .494)もスタメンにいる。OPSが5割以下なんてほとんど野手としての存在価値なし、ナ・リーグのピッチャー並みだ(今年からナ・リーグもDH制で投手は打席には立たなくなったが)。

特に33歳と引退がちらつき、守備も劣化しているラガレスを使い続ける理由が皆目わからない。試合中にラガレスがメッツでゴールドグラブだったというテロップが流れたが、それって8年も前のことだ。ドミニカ出身のラガレス、もしかしたら中南米選手をかわいがるモレノ枠なのか?

エンゼルス栄光の2002年記念式典

試合前、2002年のワールドシリーズ制覇から20年を記念するセレモニーが開かれ、当時の懐かしいメンバーが多数そろった。サーモン、グラウス、アンダーソン、エクスタイン、スピージオ、ケネディ、アースタッド、モリーナ、パーシバル、ラッキー、ウォッシュバーン・・・Kロッドは連絡がつかなかったのか現れなかった。

今と比べると先発投手はそれほどレベルが違うとは思わないが、やはりブルペンの安定感が全く違う。パーシバル、シールズ、ドネリー、ウェバー、Kロッドと防御率1点台、2点台の投手がこれだけ揃っていればゲーム後半の安定度が桁違いだ。特にパーシバル、Kロッドのような豪腕系のブルペン投手は必要だと思う。

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今日は朝から雷雨

6月のロサンゼルスは雨など1滴も降らないのが普通だが、今日は極めて珍しく狭い範囲だったが午前中は雷鳴とどろく雷雨となった。その影響でやや蒸し暑さの残るナイトゲームとなり、先発の大谷は体力温存にいつもより気を遣っただろう。

試合中もエンゼルスタジアム後方で1分おきくらいに稲妻が光りまくっていた。不可解なストライクゾーン、あまりにもふがいないエンゼルスの下位打線に天が怒りまくっているのではないかと思えたほどだ。

快刀乱麻!大谷スゴい!

その大谷の立ち上がり、いきなりシングルを2本打たれ無死1,2塁のピンチ。しかしここで踏ん張って無得点で切り抜けると、あとはスイスイと中盤まで無安打の好投を続けた。見ていて感じたのは変化球の多さ。全力のフォーシームはあまり投げず、スライダー、カーブを勝負球にしていた。もちろん変化球の調子が良かったという理由はあるだろうが、蒸し暑い中で体力を温存しながら深い回まで投げるための工夫に見えた。

試合は5回表まで0対0と大方の予想通りロースコアの展開。このままでは大谷が最低でも7回は投げきらないとエンゼルスに勝ち目はないだろう。

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5回裏、エンゼルスはウォード、大谷の連続四球から4番に入ったルーキーのマキノンの犠牲フライでようやく1点を先制。内野安打1本で1点を取る、こういう野球を開幕からやって欲しかった。

エンジンのかかった大谷は6回、7回も無安打で切り抜けると、8回も登板。結局初回の2安打以外は1本もヒットを許さず、キャリアハイの13奪三振で投げ終えた。

個人的には大谷のキャリア初のシャットアウトを見たかったが、エンゼルスは終盤4点を追加して安全圏に逃げ込むと9回に大谷は降板。テペラが3人で締めて連敗を止めた。ア・リーグ中地区最下位のロイヤルズにスイープを許すようでは絶望的だったので、トラウトもウォルシュもいない打線ながら、大谷の好投で非常に意味のある勝ちをあげた。

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