辛口寸評:大谷KOも奇跡的な9回逆転劇!

ヤンキースタジアムでのこの2試合でホームランを3本もかっ飛ばした大谷。今日はリアル二刀流の先発マウンドとあってヤンキースタジアムは今季最高の観客で埋まった。

しかし、4月以来のワイルド大谷

大谷の注目の立ち上がり、なんと3連続四球でいきなり無死満塁。これって開幕直後に見たパターンだ。球速は100マイル出ているが四球連発の独り相撲。5-6月の大谷は球速を94-96マイルくらいに抑えめにして、制球力重視のピッチングスタイルに変えたことで安定感を増した。しかし今日は99マイルを計測するなど初回からスピードは乗っていたものの、四球連発で4月のワイルド大谷に戻ってしまった。その後2本のタイムリーとデッドボール(ファウルのようにも見えた)、四球で1回持たずにマウンドを降りた。

スポンサーリンク

出て即失点のリリーフ陣

その後を受けたスレガース、いきなり走者一掃のツーベースをくらってエンゼルスは初回7失点。すべて大谷の自責点だ。スレガースは次打者を討ち取って自責点ゼロ。あそこで走者一掃のヒットを打たれるリリーフなんて存在価値ゼロ。それでいて自身の防御率はよくなったなんておかしいね。

スレガースは防御率6.33だが、実質はもっと悪い。WHIP(イニングあたりに出す走者)は1.922。つまりアウト3つ取る間に走者を2人は出す勘定なので、全く使い物にならない。リリースされるのも時間の問題だろう。

その後雨天中断を繰り返し、エンゼルスは2点を返すものの、8回裏から登板したメイヤーズが、またもや代わって即ガードナーに1発を献上し4対8。スレガースといいメイヤーズといい、代わって即失点するシーンは見飽きたよ。このホームランで「ああ、またいつものパターン。今日はお疲れ様」と思った。この時点でエンゼルスが今日勝利する確率(Win Probability)は1%と見積もられていた。

守護神チャップマンからウォルシュが同点満塁ホームラン!

4点差もあってセーブが付かない局面でヤンキースは守護神チャップマンを投入。最後に投げたのが1週間前とあって、調整登板の意味もあったのだろう。

ところがチャップマンは大谷と同じくストライクが入らない。ウォード、スタッシ、レンドーンと3人歩かせて1死満塁。「ここで一発出れば同点!」という局面で滅多に出ないのがホームランというものなのだが、今日ソロを1本打っているウォルシュが2球目を叩くと、何とライトスタンドに飛び込む同点満塁ホームラン!ウソでしょ!死んだと思ってたエンゼルスが、あのチャップマンから9回に4点取る?これで大谷の負けも消えちゃったよ。これまで勝ちを何度も消された大谷が今日は逆パターンだ。

野球の流れというのは恐ろしい

ヤンキースはここでチャップマンを諦めリットキーへスイッチ。まさかリットキーも10分前にはチャップマンの後を投げるとは想像もしていなかっただろう。畳みかけるエンゼルスはゴスリン四球の後、フレッチャーがセンター前ヒットで、1死1,3塁と一気に勝ち越しのチャンス。次打者ホセ・イグレシアスは外野フライでいいぞ、何ならスクイズでも・・・ところが大振りホセイグはまんまと三振。2死になってヒットを打つしかなくなり、代打レンヒーフォ。いつも一発狙いの大振りスイングのレンヒーフォは2球でツーナッシングと追い込まれる。こういう時これまでのエンゼルスならほぼ100%タイムリーは出ないのだが、これが流れというものだろう。レンヒーフォがレフト前に勝ち越しタイムリー!盗塁していたフレッチャーも生還して10対8と一気に逆転だ。

スポンサーリンク

勢いは止まらずこの回2度目の打席に立ったウォードがレフト線へツーベース。レンヒーフォ生還で11対8。何と9回7点で大逆転だ。さすがに3点のリードは大きく、完全に流れを失ったヤンキースは9回裏ライセル・イグレシアスの前に三者凡退。エンゼルスの奇跡的な逆転勝利が決まった。雨天中断があったため現地時間は夜中の1時を過ぎていた。

1回に7点を失って、9回に7点を取り返す。あまりにドラマチックな試合だった。明日は1時開始のデーゲームというからご苦労様なことだ(実際は悪天候で中止になった)。

アンパイヤが酷すぎるとの声

ネットでは今日の主審ジョン・リブカのコールが酷すぎるとの声であふれた。大谷もチャップマンもストライクをボールと判定され、大量失点の犠牲者になってしまった。まともな判定ならもっと締まったゲームになって、大谷はホームランを打つこともできたかもしれない。ニューヨークの観客もリアル二刀流大谷対ヤンキースをもっと楽しめただろう。しょうもない消耗戦、打撃戦にしてしまった主審に喝だ!

スポンサーリンク

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です