観戦記:大谷の完璧な一発で少しは溜飲を下げた負け試合(動画あり)

今季3試合目の観戦。大谷先発でレイズ筒香との対決も見られるかと思っていたのだが、昨日の死球で大谷は登板回避。最悪DHでも出ない可能性もあったので、とりあえず打つのは見られるとわかってホッとした。それにしても大谷にぶつけたマリナーズのシェフィールド、間合いが長くてエンゼルスのバッターはみんな打ちにくそうだった。挙げ句の果てに大谷に死球とは(ムカッ!)

相手は豪腕グラスノー、今日は難しい試合になりそうだ

そこで大谷に代わって今日登板するのがよりによってキンターナ!防御率10点台を誇るエンゼルスの逆エース。こりゃ前半で3-4点は覚悟しなくちゃならんな。しかも相手は100マイルの速球を投げるレイズのエース、グラスノーだ。かなり分の悪い試合になりそうだ。

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大谷は第1打席、センター方向へのゴロ。サードがはじいてセンターにボールが転がった。ラッキー!その時ちょっと目を離したら何と大谷は2塁へ滑り込んでいた。あれがツーベースになる?どれだけ俊足だ!?

しかしトラウトの初球に三盗を試みてあえなくアウト。意表を突いたつもりだったのだろうがちょっとやり過ぎの感はある。打者は打率4割越えトラウトだし、無理に3塁を狙わなくてよかったのでは?もっともキンターナ対グラスノーでは普通に組み合っては勝ち目はないと大谷も思っていて、グラスノーがリズムに乗る前に攻略したかったのかもしれない(きっとそうだ)。

もうダメだろう、キンターナは

一方、キンターナは2回まで6アウトのうち5三振を奪うパーフェクト過ぎる立ち上がり。あまりにも調子が良くて逆に罠が待っていそう・・・と思ったらやっぱり3回に5本の集中打を浴びてあっという間に4失点。4回にも一発を食らって、やはり4回持たずに5失点と通常運転。グラスノー相手に0対5では苦しすぎる。

ちなみに今シーズンのキンターナの登板は5度先発して4度ノックアウト。いずれも4回持たず5失点以上している。ここまで0勝3敗、17イニングで22失点、防御率10.59だ。

日付 対戦チーム イニング 失点
4/5 アストロズ 3.1回 5
4/10 ブルージェイズ 1.2回 7
4/21 レンジャーズ 5.0回 1
4/27 レンジャーズ 3.1回 5
5/3 レイズ 3.2回 5

メジャーの投手ランキング調べてみるとキンターナの総失点22はメジャーでワースト5位タイだが、他の投手はみんな20イニング以上投げてるから!少なくとも1勝はしているから!防御率はヒト桁だから!キンターナが現在メジャー最悪の先発投手であることは疑いようがない。

いくらマドン監督の教え子だからといつまで先発の座を預けるのだろうか?もう32歳の投手にいくらチャンスを与えてもトータルでプラスの見返りがあるとも思えない。解雇するかモックアップ(敗戦処理)に降格すべきだろう。とにかくキンターナにチャンスを与えるくらいなら、クリス・ロドリゲスや今日リリーフしたパトリック・サンドバルらの若手を投げさせた方が100倍いい。

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圧倒的な打撃、大谷第9号

球場に重苦しいムードが漂う中、それを一振りで変えたのが大谷の一発だった。6回裏それまで無双の投球を続けていたグラスノーの変化球を捉えると、5階スタンドから見ていても打った瞬間ホームランとわかる完璧な一撃!ワーォ!大谷のホームランはこれまで12本見たが、今日のはベスト3に入るくらいスゴい当りだった。

最悪のゲッツーや暴走で終了ムード

さらにレンドーンもレフトへホームラン。3対5と2点差になって一気に球場はヒートアップ!続くウォルシュも四球を選び、1発出れば一気に同点と盛り上がったが、そこでよりによってダブルプレーを打ってしまうのがアップトン。急速に逆転ムードがしぼんでしまった。ここが今日の転換点だった。

続く7回にはヒットで出たプーホルスが次打者のレフトフライでタッチアップして2塁でアウトという完全な暴走。いくら何でもあそこで2塁タッチアップは無謀過ぎる。あれは大谷でも2塁には行かないよ。先日意表を突いて3塁盗塁成功したのが成功体験として残ってるのか?このプレーでさらに逆転ムードはしぼんだ。

加えて8回にはレンドーンが自打球で退場。多くのお客さんが帰り始めた。

ここにも敗戦処理担当が・・・

そしてとどめは9回表に出てきて決定的なツーランを食らったライセル・イグレシアス。クローザーと言う触れ込みで獲得したがついに防御率は7.20。防御率7点越えのクローザーなんて聞いたことがない。こいつもモックアップに降格だ。しかしエンゼルスのブルペンはモックアップで大渋滞だな(^^;;)。

大谷選手のホームランは見る価値があったが、勝負はエンゼルスの凡プレーや不運も重なって完敗だ。これでエンゼルスのチーム総失点は27試合で148点となりメジャーダントツの最下位。1試合平均で5.4点も取られればそりゃ負ける。ここまで借金1で来てるのが不思議なくらいだ。

こういうアイディアはどうだ?

ちなみにニューヨーク・メッツはメジャー最少失点のわずか89点。しかしエンゼルスとは逆に打力が弱くやはり11勝12敗と負け越している。ここはエンゼルスの投手全体とメッツの投手全体を1年間交換しないか?逆に来年は打者を1年間交換するからさ。そうすれば最強チームができて、今年はエンゼルスがチャンピオンを狙い、来年はメッツが狙う。お互いに2年間ずっとBクラスで戦い続けるよりいいだろう?

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