辛口寸評:大谷8号ホームランも、いつもの逆転負け

そろそろ出そうな気がしていた。久々の大谷選手のホームラン。得意のセンターへ特大の1発だった。エンゼルスタジアムのバックスクリーンまで届くホームランはなかなかお目にかかれない。

ちなみにバックスクリーンは和製英語。こちらでは「Batter’s Eye」(バッターズ・アイ)と言う。

スポンサーリンク

大谷のホームランなどで3-1と有利に試合を進めたエンゼルスだったが、6回に先発バリアを代えた途端にリリーフのロブレスが打たれて逆転され、そのまま試合終了。先発の早すぎる交代、出したリリーフが即打たれ、打線もそのまま沈黙。今シーズン何度も繰り返された展開だ。

1. なぜ先発バリアをわずか71球で代えるのか?

確かに6回は先頭から2つ続けて四球を出したが球数から言ってもまだ我慢出来るところだろう。後のリリーフ陣が万全というわけでもない。実際、代えたロブレスはヒット、四球、犠牲フライ、ヒット、押し出し死球とバタバタと3点を献上して、結果的にここで試合は決まってしまった。ソーシアは勝負所を見極める能力がないのか?

2. なぜ最初に出す救援投手がロブレスなのか?

百歩譲ってバリアを代えるのを認めたとして、なぜその次の投手が実績のないロブレスなのか?コントロールも決して良い投手でもない。実際満塁でデッドボールの押し出しで5点目を献上すると、ソーシアはたまらずアルバレスに代えたが、それなら最初からアルバレスだろう。アルバレスやそれに続くリリーフ陣は今日は良いピッチングをしたが、ロブレスを最初に挟んだばかりにそれらが全部ムダになってしまった。

3. なぜ適性のないカルフーンが1番打者?

エンゼルスの課題はトラウトの前にランナーを出すことだ。これはデータでもハッキリと出ている。トラウトはメジャーで最もランナーなしで打席に立つことが多いバッターなのだ(1番打者を除く)。

それを考えると2番シモンズはいいとして、1番がカルフーンというのは納得出来ない。カルフーンは今月に入って好調ではあるが、元々球をじっくりと選ぶタイプではない。ファーストストライクからガンガン振っていく典型的なプルヒッターだ。だから四球が少なく、三振が多い。キャリア成績で行くと四球:三振の比率は1:2.39だ。

私が最も1番に適すると思うのはキンスラーだ。選球眼が良く、じっくりボールを見極めるタイプのバッターで、追い込まれてからもファウルで粘ることが出来る。キャリア成績で行くと四球:三振の比率は1:1.46だ。カルフーンと比べるといかに選球眼が良く、1番打者向きかわかろうというもの。

スポンサーリンク

ソーシアがキンスラーを1番に使わない理由はやはり年齢から来る衰えを考えてのことだろう。しかしそれでもカルフーンを起用するなら1番ではなく6-7番で使うべきだろう。

4. プーホルス、いつまで大谷の前を打たせる?

プーホルスがDLから復帰して最初の試合だったが、前半戦と同じく、アップトンに続く5番を打たせた。しかし、1回裏の2死1、3塁で三振。5回は2死満塁で3塁ゴロとチャンスで良いところなし。全く打てそうなスイングではなかった。休んだ期間にしっかり調整してきたのかいな?

8回の第4打席で3塁線を破るヒットを放って面目を保ったが、このヒットだってプーホルス以外なら誰でもツーベースだ。足の遅さは目を覆いたくなる。

大谷は今日は6番だったが、チームでトラウトに次ぐOPS .880を残している大谷がプーホルスの後ろを打つ理由はない。チームでOPSが8割を超えているのはトラウトと大谷だけなのだ。この2人が中軸を打たないでどうする!?オータニが後ろにいればトラウトの敬遠も減るはずだ。大谷は足も速いのでダブルプレーも取りにくい。

ソーシアはプーホルスを中軸に使うという観念に縛られているために打線が寸断されてしまっている。敬遠されたトラウトがプーホルスの内野ゴロでダブルプレーというシーンはもう見たくない。

現在のベストのバッティングオーダーは?

以下が私の考える現在のベストのバッティングオーダーだ。キンスラーの出塁率が上がらないようならフレッチャーと代えてもいい。しかしそれ以外は相手が左だろうが右だろうが代えて欲しくない。

  1. キンスラー(2塁)
  2. シモンズ(ショート)
  3. トラウト(センター)
  4. 大谷(DH)
  5. アップトン(レフト)
  6. カルフーン(ライト)
  7. プーホルス(1塁)
  8. マルドナド(捕手)
  9. フレッチャー(3塁)

スポンサーリンク

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です