大谷選手が投打両面で活躍するにつれ、日米でますます注目が集まっているが、日本のメディアの殺到ぶりは凄まじいものがあるようだ。アメリカの記者はやや引いた目で、冷静にそのフィーバーぶりを見つめおり、エンゼルスの選手は一種同情しているようだ。
LA Timesは現地3月3日の記事で、そのフィーバーぶりを報じている。写真とともに日本語訳を紹介したい。
メディア・マニア
多くのインタビューは日本人のジャーナリストによるものなので、選手にとっては自分の答えが聞き慣れない外国語でどのように扱われるのか興味深いものだ。
スポンサーリンク
アンドリュー・ヒーニー投手は自分の言葉が外国語に訳されていくのを聞いて「驚きだよ。通訳の人が僕の意見を間違わないように祈ってるよ。でもそのくらいしか自分にできることはないだろう?」と言った。
金曜の朝、エンゼルスのクラブハウスはいつもより空いていた。と言うのもオータニをアリゾナじゅうで追っかける日本のメディアはミルウォーキーとの練習試合について行ってしまったからだ。
オータニがいつどこで何をしようとも、ほとんど彼の一挙手一投足を記録すると言って良いメディアの集団がついてまわり、今日の2度目の登板後のインタビューを取ろうとするメディアの人間は50人以上に達した。
パーカー・ブライドウェル投手「一か所にあんなに多くのカメラがあるなんて・・・何か特別なことでもあるのかと思うよね。あんな風にフラッシュを浴びせられるのが自分でなくてよかったと思うよ。オータニは優秀だね。やるべきことをちゃんとこなしている。でもあれほどのメディアの注目はプレッシャーになっちゃうかもね」
オータニが登板日前日以外は毎日記者に応じているのを見て、ブライドウェル投手は驚きを隠せなかった。
パーカー・ブライドウェル投手「あれは大変だなあ。僕だったら話し方教室とかに通わなくちゃいけないよ」
スポンサーリンク
あわせて読みたい記事
スポンサーリンク