現地3月2日、ブリュワーズとの練習試合に今季2度めの先発登板に臨んだ。あくまでも練習試合なので、投手は各イニングで3つのアウトを取る必要もなく、各イニングの想定球数に達したら、イニングを終了してもいい。実際、大谷は2イニング目は2死を取ったところでチェンジとなった。
対戦するバッターもほとんどはメジャー経験がない、マイナー選手が多かったが、逆に開幕への生き残りを賭けて必死に向かってきた。
大谷はこの日は直球とスライダー中心の組み立てで、前回の登板ではこの2つの球種でストライクが取れなかったが、今日は低め、特に右打者のアウトサイド低めにコントロールされたボールが多く、修正能力の高さを見せた。
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結局、3イニング52球を投げ、8つのアウトを取ったが、アウトは全て三振という圧巻の投球だった。決め球はほとんどがスライダーで、マイナーレベルの選手では大谷のスライダーにはバットを当てるのも難しいという感じだった。
一方で直球は149-156kmのスピードが出ていたが、なかなか空振りが取れず、ファールになってしまう。たとえマイナーレベルの選手でもボールに微妙な動きがないと直球で空振りを取るのは難しいという課題も明らかになった。
次回は日曜日に打者としての出場が見込まれている。
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