辛口寸評:待望のアデルデビューもビデオで見るような負けパターン

前日、ついにアデルがデビューしての2試合目

前日の試合でエンゼルス期待の新人ジョー・アデルがついにデビュー。相次ぐ主力の不振にカンフル剤として予定を前倒しで実行したって感じだ(日本の何とかキャンペーンみたいだな!?)

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これはトラウトが鮮烈のデビューを飾った2012年を彷彿とさせる。この年の4月エンゼルスは6勝14敗と完全にスタートダッシュに失敗。4月28日不振のボビー・アブレイユ外野手を解雇し、前年9月にデビューしたもののマイナーでプレーしていたトラウトをついに昇格させた。

昇格直後から1番で起用され続けたトラウトは走攻守に存在感を発揮し、この年打率.327、本塁打30本、49盗塁の大活躍で文句なしの新人王、そしてMVP投票でも2位に入った(三冠王になったタイガースのミゲル・カブレラがいなければMVPだったろうと言われている)。チームもプレーオフ進出こそ逃したものの、最終的には89勝73敗まで持ち直した。

またしてもリリーフが失敗して敗戦

アデルのデビューにはトラウトの時のように「夢をもう一度」と思わずにはいられない。アデルのデビュー戦には勝利したが、本日の2試合目はマリナーズに6対7で惜敗。なかなか波に乗れないエンゼルスだ。

それにしても敗戦はビデオテープで見るかのような同じパターンばかりだ。先発が先制され、打線も追い上げるが、中継ぎが追加点を許し、結局惜しいところまでは行くが追いつけない、そんな試合をもう何試合見ただろう。

今日の試合は7回裏にラミレスとメイヤーズの2人のリリーフが2死無走者から連打を浴びて3失点したのが致命傷になった。マ軍ノラの右中間へのライトへ切れていく飛球をトラウトが深追いして取れずタイムリーツーベースにしてしまったのが痛かった。ライトのアデルに任せていれば取れたように見えた。トラウトとアデルの連携構築もまだこれからだろう。

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その後8回に飛び出したトラウトの2打席連発のスリーランもまたしてもムダ打ちに終わった。大谷の2本のスリーラン、プーホルスの満塁弾、そして今日のトラウトの2本塁打。効果的なはずのホームランがことごとくムダに終わっている。

ホームランでしか点が取れない

また、今日の試合も全得点がホームランによるもので、とにかくホームラン以外に点が取れない。過去3試合の総得点16点のうち、15点はホームランによるもので、残りの1点は延長の無死2塁ルールで取ったもの。タイムリー欠乏症は深刻で、中軸のレンドーン(打率.148)、アップトン(打率.100)、プーホルス(打率.139)がこれだけ打てないとそりゃタイムリーは出んわ。

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打率は1割台の絶不調3人組だが、年俸合計はチーム総額の4割超え!

この絶不調3人組の合計年俸はチーム総年俸の41%というから驚きだ。それにトラウトを加えると4人でチーム総年俸の62%になってしまう。大谷を含む投手18人の総年俸が全体の17%しかないことを考えるとあまりに野手に偏重した投資がチームをおかしくしているのは明白だ。レンドーンは移籍してリーグも変わったばかりで、アジャストするには多少の時間はかかることは予想は出来る。そのうち打ち出すだろう。しかしプーホルス、アップトンが今後年俸相当の活躍をする可能性は限りなく低いだろう。この2人の契約が終わって(プーホルスは2021年まで、アップトンは2022年まで)、それをピッチャーに投資できるようになるまでエンゼルスの低迷は続くように思える。

投手起用に悩むマドン監督

マドンもリリーフ投手起用にはやはり左バッターには左ピッチャーという使い方をしているが、そもそもピッチャーに相応の実力が伴っていないのであまり左右は関係ないように見える。とにかく調子の良さそうな投手を左右に関係なくぶつけたほうがいいのではないだろうか?

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