3連敗で通算2勝6敗、勝率.250はついにメジャー単独最下位だ。3試合で27失点と投手陣が壊滅状態。チーム防御率は5.25である。いくら打線が追い上げても、救援投手が次々と追加点を奪われてはどうしようもない。特に2死からタイムリーを浴びすぎる。
先発がノックアウトされた後のリリーフは好投するのに(でも結局追いつけない)、先発が抑えると今度はリリーフが打たれる。とにかくチグハグすぎる。
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一方でメジャー最高クラスと期待された打線もトラウトが出産休暇で、シモンズも足首の故障で離脱となり、フレッチャーとグッドウィンを除けば打率2割以下の選手が並ぶ。レンドーン(.167)、大谷(.148)、アップトン(.129)、プーホルス(.150)と主軸は悲惨な状態だ。
伸びが期待されて起用されている若手のウォルシュ(.000)、ウォード(.188)らも全くインパクトを残せていない。いつマイナーに落とされても不思議ではない数字だ。
総本塁打数(12)はア・リーグでも2位なのに効率的に得点できない。どうでもいい局面では打つのに、ここぞという所ではことごとく凡退する。昨日の試合も6、7,8回と3イニング連続のダブルプレーでイニング終了。これでは勝てるわけがない。
大谷も連日の芸術的なスリーランが日本では大きく報道されているが、結果的に2本ともムダ打ちになっているし、本当に打って欲しいところでは凡退を繰り返している。一刻も早い完全復調が待たれる。
とにかく今シーズンは60試合しかないので、開幕ダッシュの大失敗は本当に痛い。これ以上の敗戦はシーズン終了に直結しかねない。
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マドン監督も投打の惨状に頭を抱えているのではないか。魔術師と呼ばれるマドンのこと、何か特効薬を考えているのか、それとも長期的な再建に向け舵を切るのか?早くもチームは岐路に立たされている。
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