エンゼルスファンから見る阪神新外国人のボーア

なかなか投手陣の補強が進まないエンゼルスだが、一方で今シーズンまでエンゼルスに所属したジャスティン・ボーア内野手が日本の阪神タイガースに加入したのはとてもうれしいニュースだ。

阪神タイガースという球団は良くも悪くも耳目を集める球団で、ニューヨーク・ヤンキースに例えられる。私はヤンキースというよりもその球団の体質やファン気質はNBAのニューヨーク・ニックスに似ていると思う。

  • ニューヨークという大都市にあり、熱烈なファンが多い
  • 名門なのにフロントがどうしようもない
  • 低迷続きでファンを満足させる結果を提供できていない
  • ファンのフラストレーションが一部の選手や首脳に激烈に浴びせられる

などだ。阪神のファン気質については2019年9月にこのような記事を書いたので是非ご覧いただければと思う。

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阪神鳥谷の引退報道で再燃「田口の10か条」(2019年9月3日)

その阪神にこのオフ新外国人として加入したのが元エンゼルスの・ジャスティン・ボーアだ。エンゼルスには1シーズンしか在籍しなかったが、実は私はひそかに期待していた。というのもエンゼルスの抱える問題の一つがすでにピークを過ぎたアルバート・プーホルスにどうやって引導を渡すかだからだ。若くて長打力のあるボーアが覚醒して1塁のレギュラーを取るほど活躍すれば、(大谷がDHを務める以上)プーホルスの居場所は自然となくなり、誰もが納得する形でプーホルスの終焉を早められると思ったからだ。

ところが前監督のオースマスはそういうリーダーシップを発揮することはなく、平凡な成績でもプーホルスを1塁で使い続けた。そしてプーホルスの今シーズンのWARは0.4に終わり、セイバーメトリクス的にはいてもいなくてもいい選手という結果に終わった。逆に初めてア・リーグでプレーするにもかかわらず、なかなか出場機会を得られなかったボーアは不本意な成績に終わり(2019年成績:52試合、打率 .172、8本塁打、26打点)、チームにとってもボーアにとっても不幸な結果しかもたらさなかった。

ボーアはチーム1の巨体で、打席では素手でバットを握る存在感のある選手だ。パワーヒッターではあるがバットを振り回すタイプではなく、ミートが上手く、流し打ちもできる。経験を積んで対応力が上がれば必ず成績は付いてくるはずだ。阪神ファンがランディ・バースの再来と期待するのもあながち間違っていないと思う。

長打力を期待されながら、やはりエンゼルスで結果を出せず1年前に日本の楽天イーグルスに行ったジャバリ・ブラッシュは33本塁打95打点と素晴らしい結果を出した。ブラッシュもその素質はハッキリしていたにもかかわらずエンゼルスの選手育成プランが拙く、芽が出なかった選手だ。ボーアも日本で大活躍して熱烈な阪神ファンから盛大な喝さいを浴びることを期待している。

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