辛口寸評:またしても先発が崩れて致命的な3連敗

再び先発投手が大乱調

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先発はマイナーから再昇格させたピーターズ。前回登板のマリナーズ戦では良い投球を見せた。しかし今日はダメだった。3イニングで5点を失い、昨日2回で7失点したトロピアーノに続いてまたしても先発が序盤で大量失点した。

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「野球はツーアウトから」と言うが、あと1人打ち取れば、あとストライク1つ取れば、ここを抑えればイニングを切れる、というシーンでピーターズはことごとくタイムリーを喰らってしまう。

  • 1回表2死2、3塁でセベリーノに2点タイムリー
  • 3回表2死2塁でサンタンダーにタイムリー2塁打、続けてセベリーノに2点本塁打

相手が集中力が上がってきた時に討ち取れる絶対的な球種やコントロールのない投手、つまり成長し切れていない投手ばかりなのが今のエンゼルスだ。

今日は主力が奮起

それでもトラウト、大谷、プーホルスの主力がリードされるたびに同点ホームランを打って追いすがる。試合としてはとても面白い展開だ。

大谷は第2打席で久しぶりのホームラン。泳ぎながらも中堅左へ軽々と持って行ったパワーはさすがである。別項で動画を掲載

敗戦の直接の原因となったバトリーの2戦連続の乱調

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おまけに第1戦の8回に2失点して延長で苦い敗因となったバトリーは今日も8回に2失点。結局彼の2試合続けてのリリーフ失敗がオリオールズに3連敗した最大の原因になってしまった。しかしバトリーは責められまい。ここまで106試合のうち半分近い48試合に登板し、そのほとんどがプレッシャーのかかる勝ち試合の終盤で、イニングをまたいで投げることも多かった。他のリリーフがヨレヨレなので、オースマスも彼に頼らざるを得ない場面が多すぎた。これだけ投げれば疲労して当たり前だ。

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あと1本が出ずに敗戦

9回フレッチャーの本日4安打目で1点返し、なおも1死1,3塁でトラウト。犠牲フライや内野ゴロでも同点。場内は最高の盛り上がりを見せる。しかしトラウトはあえなく三振。大谷は敬遠され、アップトンは内野フライを打ち上げてゲームセット。アップトンは復帰してから良いところがない。カルフーンも打ちまくったと思えば沈黙し成績にムラがありすぎる。トラウト、大谷あとを打つべき人材が欠けているな。

最強のドジャースに2連勝して、「行けるぞ!」という雰囲気になったはずが東地区最下位のオリオールズに手痛い3連敗。なかなか調子に乗れないのが今年のエンゼルス。その原因のほとんどは薄すぎる投手力なのは誰の目にも明らかだ。

いよいよ再建突入の決断か

トレードデッドラインまであと4試合だが、私がこの9連戦突入前に必要だとした6勝3敗にはもう4連勝するしかない。仮に4連勝できたとしても、残りの2ヶ月をこの絶対的に不足する投手力で戦い抜けるとはとても思えない。もうポストシーズンはあきらめて、来年への戦力整備を決断するのは目の前だと感じる。

エプラーGMは今年が4年契約の最終年だ。この4年間一度も勝率5割を超えられなかった(今年はかろうじて貯金2だが)。例えプレーオフに手が届かなかったとしても、だんだんチーム力が上がって来ているという実感があればいいのだが、この4年間でチーム力が上がったとはとても思えない。毎年同じように中途半端な補強をして、使えないFA選手にムダな大金を投じ続けた。将来を感じさせる若手投手も育てられないし、ちょっと投げるとすぐトミー・ジョン。ヤンキースで辣腕をふるったと言われるエプラーだが、残念ながら彼に任せていてチーム強化が進むとはとても思えない。

弱冠28歳でレッドソックスのCEOになると86年ぶりの世界一になり、続いてカブスも見事に立て直した元弁護士のセオ・エプステイン氏、またアストロズをわずか4年でドアマットから世界一に導いた元マッキンゼーのジェフ・ルーノウ氏など、野球界以外の優秀な頭脳を引き抜いた方がいいのではないか?下手に野球界に染まっていない人材の方が改革には適していると感じる。

全く結果が出ていないのだから、スカウト、マイナーのコーチ、メディカルスタッフ、全員入れ替えるくらいの覚悟が必要だ。

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