辛口寸評:カルフーンのレーザー返球で劇的ゲームセット

いよいよエンゼルスの今シーズンの運命を左右する9連戦が始まった。ここであまり貯金が出来なければ、もう今シーズンはあきらめて、フラッグディールの売り手に回るかもしれない重要な連戦だ。

ドジャースの先発は前田。ドジャースの勝ちパターンである先発が深いイニングまで投げる展開に持ち込まれたら不利だ。マエケンはカーショウ、ビューラー、柳の3本柱からはやや落ちるだけに何とか早めに攻略してブルペン勝負に持ち込みたいところだ。

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序盤に代打大谷?

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インターリーグでDHもないので、大谷は代打出場のみになる。勝負所の終盤に出てくるだろうと思っていたら、いきなり2回2死1,2塁で出してきた。今日はペーニャの前にコールをオープナーで使ったので最初から序盤に出すつもりだったのだろう。幸いスコアリングポジションにランナーがいるチャンスで打席が回ったのはラッキーだった。

考えてみると、終盤の一打逆転のようなチャンスでちょうどピッチャーに打席が回ってくるとは限らないし、そういうところで出して左投手をワンポイントでぶつけられるのもオースマスはイヤだったようだ。序盤なら大谷にもプレッシャーは少ない。そういう意味では序盤で大谷を出すというのはある程度は理にかなっている。

果たして大谷はライト前に運び、先制タイムリーを放った。結局1点差ゲームだったので、ここでの代打大谷はナイス采配だったことになる。

好守備連発のエンゼルス

2回裏、ポラックの緩いショートゴロをシモンズが身体を倒しながら好捕、送球して1塁アウト。さらにランナー2塁でシーガーのセンター前ヒットをトラウトがバックホーム。捕手が構えたミットを動かさずにタッチできるほど完璧な送球で間一髪のタッチアウトとなった。

13戦11発!トラウトが止まらない

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エンゼルスは4回に同点に追いつかれたものの、5回表トラウトが33号ソロをレフト上段に叩き込む。ここ13戦で11発目と7月は勢いが止まらない。このあとアップトンにもツーベースを打たれたところでマエケンは95球で交代となった。エンゼルスならもう少し投げさせていたな。5回1死で2失点なら上出来だもの。そこは先発投手のレベルがメジャー1のドジャースならでは。

リリーフに不安を残す

3点リードしたエンゼルスだったが、5回2死、ペーニャが3つめの四球を出したところで早くもスイッチ。80球で引っ込めるか。誰を出すかと思ったらまさかの左腕メヒア。つい3日前にツインズをクビになったのを投手不足に悩むエンゼルスが獲得。翌日のマリナーズ戦に投げさせてみたらあっという間にヒット3本打たれて1失点。こりゃ、やっぱり使えないなと思っていた矢先のことだったので、いくら対左とは言えここで起用するとは・・・しかしメヒアはドジャースの主砲ベリンジャーをレフトフライに打ち取った。今後も左打者用のワンポイントで起用するのか?

次いでマウンドに上がったのは速球派のアンダーソン。彼はタマは速く奪三振は多いものの、コントロールに課題があり、必ずと言っていいほどフォアボールでランナーを出す。何しろ投球の半分近くがボールだから。その不安は今日も的中し、四球、三振、ヒット、ヒット、四球と1点を失い、1死満塁のピンチを招いて降板となった。

そのためエンゼルスはまだ6回なのにバトリーを出すハメになった。バトリーはこのピンチを内野安打で1点を失ったが、後続を断って1点リードのまま7回へ。7回も続投して0点に抑えた。中継ぎ陣がふがいないのでバトラーに負担がかかりすぎている。30球投げたバトラーは明日使いづらい。

カルフーンのレーザービームで本塁タッチアウト、劇的な幕切れ

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7回にカルフーンの22号本塁打で点差を2点として9回に突入。クローザーのロブレスもまだまだ不安定さを残す。1死から四球でランナーを出すとベリンジャーのツーベース、犠牲フライで1点差。代打ヘルナンデスはライト前へヒット。やられた、同点だ・・・と思ったが上手くバウンドを合わせてキャッチしたカルフーンがホームへ大遠投。これがノーバウンドでキャッチャーのミットに収まり、ホームベース手前で2塁走者のベリンジャーはタッチアウト。劇的な幕切れで試合終了となった。カルフーン、守備では本当に貢献度が高い。打率さえもっと上がれば、スゴい選手なのだが・・・

エンゼルスならエース待遇のマエケンなのに

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先発したマエケンはこれまで108イニング投げて、防御率3.81だから、エンゼルスなら立派なエースだ。しかしドジャースだとレギュラーシーズンで4番手か5番手で、ポストシーズンならブルペン要員。彼とドジャースとの契約は8年の長期契約なのにベースはたった300万ドルしかなく、インセンティブ(出来高払い)の比重が大きい。しかもほとんどのインセンティブは先発回数やイニング数など先発として働かないとクリアできない条件にもかかわらず、リリーフ登板を制限する条項もない。加えてマエケンからはオプトアウト(契約解除)も出来ないというまさに奴隷契約。

契約前に身体に異常が見つかったという事情はあったが、少なくともある時点で契約解除できるオプションは盛り込んでおくべきだった。全く代理人は何をやってたんだ?そこまでしてドジャースに行きたかったのか?チームと代理人を間違えたな。

さあ、今日は第2戦

エンゼルスの先発はバリア。今年は全く良いところがない。序盤をうまく切り抜けられるかが勝負のポイントになるだろう。前半で大量失点するエンゼルスの負けパターンが出ないことを祈る。

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