運命の9連戦が始まる

険しいワイルドカードへの道

現在エンゼルスは52勝49敗で西地区3位。すでに地区首位のアストロズとは12.5ゲームも差が付いているので目標はワイルドカード(WC)。WC圏内へは5ゲーム差である。昨年の同時期は50勝50敗だったのでわずかに良いわけだが、昨年WC2位だったアスレチックスは最終的には97勝している。エンゼルスがその数字に到達するには残り61試合を45勝16敗で突っ走らなければならない。現実的にはかなり苦しい数字だが、WCのライバルであるアスレチックス(57勝)、レイズ(57勝)、レッドソックス(55勝)らも40勝前後の積み上げは必要なわけである。つまりポストシーズンに進出できるチームはここから大きく貯金を伸ばしたチームということになる。

しかし先発投手がコマ不足のエンゼルスは7連勝、8連勝といった大型連勝が出にくいので不利な戦いを強いられるだろう。ポストシーズンを目指すのかそれとも再建へと舵を切るのかは、7月末のトレードデッドラインまでにどれだけの勝ち星を上げられるかが判断材料となるだろう。私がGMならばこの間の9試合を最低でも6勝3敗が必要とみる。もし5勝4敗以下ならシーズン終了と判断する。

ただエプラーGMは今年が4年契約の最終年だ。このまま4年間一度も優勝争いに絡めないとなると来年もGMでいられるかは不透明だ。自分の進退をかけてギャンブルする可能性もある。

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先発投手不足に苦しんだ前半

大谷、リチャーズ、シューメーカーと昨年の先発が一挙に3人もいなくなった今年のエンゼルスはケーヒル(31歳)、ハーヴィー(30歳)の両先発とクローザーのアレン(30歳)の3人のベテラン投手を補強したが、これが画に描いたような大失敗。

すでにハーヴィー(防御率7.09)とアレン(同6.26)は解雇され、ケーヒル(同6.59)はモックアップ(敗戦処理)に回っている。その上一番の勝ち頭だったスカッグスが急逝してしまった。先発投手のWARは-2.7ポイントとア・リーグ最下位である。エンゼルスがポストシーズン進出を決めるには現在のローテーションのキャニング、ヒーニー、ペーニャに加えて先日好投したピータース、昨年10勝のバリアらのステップアップは欠かすことが出来ない。

今日からのドジャース2連戦が最初のカギ

今日から敵地でドジャースとの2連戦である。ドジャースはメジャー30球団で最高勝率を誇っており、特に先発陣はメジャー最強の陣容だ。またDHのないナ・リーグ主催試合なので大谷も代打でしか出場できない。幸いドジャースの誇る柳、ビューラー、カーショウの3本柱(3人でなんと28勝5敗!)は登板予定がないので、ポストシーズンへの道を切り開くにはできれば2連勝したい。まずは第1戦に先発のマエケンをなるべく早くマウンドから引きずり下ろし、継投戦に持ち込みたいところだ。

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