スカッグス投手が亡くなって初めてのホームゲーム。今日は全員がスカッグス投手の背番号45のユニフォームを着て試合に臨んだ。事実上の追悼試合である。
エンゼルスはオープナーで先発はコール。このあとはペーニャでつなぐ予定だ。
スポンサーリンク
1回表、コールが三者凡退に抑えると、その裏からエンゼルスの打線が大爆発。トラウトのツーランに始まり、なんと打者12人、ヒット8本の猛攻で一気に7点を奪った。トラウトはこの試合、4打数3安打6打点(長打3本)と大活躍。1回の裏だけでホームラン、ツーベースと打ったのでもしかしたらサイクルヒットもあるのではないかと思ったほどだ。
エンゼルスは2回にも2点を追加して9対0となり試合の帰趨は決してしまった。いきなり7点差になったので先発コールをもう少し引っ張るかと思ったが、結局2イニングしか投げさせなかった。この展開ならもう少し投げさせても良いんじゃないの?
それでも3回から登板したペーニャも今日は素晴らしい出来で、低めに落ちる変化球のキレが抜群。マリナーズ打線を三者凡退に抑えていく。5回表に四球を与えたが、そのままヒットを許さず9回を迎えた。
結局、9回も三者凡退に抑えて、エンゼルスは継投でのノーヒットノーランを達成した。エンゼルスとしては通算11度目のノーヒットノーラン、継投での記録はメジャー史上13度目の快挙だった。
試合後、選手は着用していたスカッグスのユニフォームを全員がマウンドに並べて、彼を追悼した。
スカッグスが亡くなって、最初のホームの試合でノーヒットノーランとは何か特別な天の意思でもあるのだろうかと思わせるほどエモーショナルなゲームだった。
スポンサーリンク
エンゼルスの歴史上、末永く語り継がれる試合になるだろう。
あわせて読みたい記事
スポンサーリンク