辛口寸評:エンゼルスはミスだらけだが、レンジャースも相当なもんだ

両チームにとって3連戦の勝ち越しがかかった一番。

結局3試合とも1点差ゲームだったが、どちらもミスが相次いだ締まらないゲームが続いた。

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ヒーニーようやく今季初先発

エンゼルス先発は怪我で出遅れて今日がシーズン初登板となったヒーニー。ヒーニーは5回をソロ2本による2失点でしのいだ。ヒーニーがローテーションに戻ってくればどうしようもないケーヒルやハーヴィーを使わなくて済むので、チームにとっては明るい材料だ。

エンゼルスは初回にトラウトがソロホームラン。その後淡々と試合は進んだ。

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エラーの後に連打を浴びるコール

ゲームが動いたのは6回表。エンゼルスは先発ヒーニーを85球で引っ込めて、この回からコールを送ったが、1死後、何でもないショートゴロをレンヒフォが1塁へとんでもない悪送球でランナー2塁のピンチ。するとコールは敬遠を挟んで3連打を浴び、あっという間に1対5と圧倒的劣勢に追い込まれる。エンゼルスのピッチャー、得点圏にランナーを進められるとタイムリーを浴びすぎだよ。こっちは得点圏打率がメジャー全体で26位の.235しかないのにさ。

タイムリーは打てないがダブルプレーはメジャー1だぞ

ちなみにエンゼルスは得点圏打率は低いが、ダブルプレーはメジャーでダントツの多さ(1試合当り1.10)。少ないチームは0.5を切っているのでエンゼルスの多さは際立っている。ちなみに1.0を超えるチームはレッドソックス(1.00)、アストロズ(1.02)の3チームしかないが、レッドソックスやアストロズは破壊力のあるオフェンスが持ち味なので、強攻してその結果ダブルプレーも多い。一方、エンゼルスの攻撃力は中の下くらいなのにダブルプレーが多いのはプーホルスを筆頭に足の遅い選手が多いこと、チーム全体で戦略的なバッティングをしていないことが理由と思われる。今日もルクロイが2つ記録しているぞ。

エンゼルス反撃に出る

しかし7回裏、1死からフレッチャーがヒットで出塁(頼りになるよね)、続くウォルシュが右中間を破るツーベースで2,3塁のチャンスを作るとレンヒフォのライト前ヒットで2点を返す。レンヒフォの顔は完全にライトスタンドを向いていたが、チョロチョロの打球は飛んだコースが良くてヒット(笑)。さらにラ・ステラが中前ヒット(彼も頼りになるよ)、トラウトもレフト線へツーベースとつるべ打ちで4対5と1点差。こんなにタイムリーが出るのは久々だ。

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迎える大谷はセンターへの犠牲フライでついに同点。大谷はここのところチャンスで打てていなかったので、最低限の仕事はしたという感じだ。

レンジャースの守備も相当ヒドい

この時レンジャースのセンター、サンタナはどこへ投げているんだろうね。バックホームが大きく3塁側へそれる悪送球でトラウトは3塁へ進んだ。

レンジャースはカルフーンを敬遠してルクロイと勝負。しかしレンジャースのピッチャー、ダウディがワイルドピッチでトラウトは3塁からホームイン。労せずして6対5と勝ち越し。しかもこの時キャッチャーのカイナーファレファはベースカバーのピッチャーにほとんど破れかぶれのテキトーなトス。これがトラウトに当たって転々とする間にカルフーンも3塁に到達。

さらにダウディは2球連続でワイルドピッチ!カルフーンがホームインして7対5。昨日のサヨナラになったウォルシュのフライもそうだったが、いやはやレンジャースのディフェンスは下手というか、いい加減というか・・・相手の監督も頭が痛かろう。

9回、予定通りのドタバタが

しかしエンゼルスも笑ってばかりはいられない。連投のバトリー、ロブレスは今日は使えないことはわかっていたので、ブルペン勝負になると苦しいことはわかっていた。

8回をペーニャでしのぐと、9回はアンダーソンだと?嫌な予感だ。彼はタマは速いがコントロールが悪いのでカウントを悪くして痛打を食らうパターンが多すぎる。ブルペンの人材としてはワンランク下がるが、他に投手はいないか・・・

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おいルクロイ!また後逸かよ

しかしアンダーソンは先頭バッターを空振り三振に切って取った・・・はずだったが、なんとルクロイが後逸して振り逃げで1塁セーフ!!ルクロイまた振り逃げかよ。ちなみにエンゼルスは今シーズン、ワイルドピッチが35個とぶっちぎりのメジャー最多だ(2位がオリオールズで30個)。ルクロイのキャッチングの下手さはどうにもならないな。去年のマルドナドは素晴らしかったなあ・・・大谷が投手復帰してきたら、ルクロイだとスプリットを後逸しまくるんじゃないか?

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アンダーソンは続く秋信守にあっさりと右中間を破られ7対6と1点差になり、さらに無死2塁。簡単にタイムリーを打たれすぎだよなあ。メンタルの問題なのか?単に実力不足なのか?

しかしアンダーソン、続くアンドルスをライトフライ、ペンスを三振に打ち取って2死までこぎ着ける。次は怖いギャロだが、結局フルカウントから四球。この時点でアンダーソンの球数はすでに25球。うち半分以上の17球がボールである

ここが本当の勝負所だが、続くマザラを何とか2塁ゴロに打ち取って7対6で逃げ切った。あー、疲れる試合だった。

勝因は?やっぱりトラウト

勝因はホームランと2塁打で2打点のトラウトかな。昨日の投稿で「トラウトは明らかに調子が悪い」と書いたのだが、すぐにリカバリーしてくるところが本当にスゴい。彼にはスランプというのはないのだろうか。基本的なバッティング技術に揺るぎがないのだろう。

加えて下位打線の踏ん張りも大きかったね。7番フレッチャー、8番ウォルシュ、9番レンヒフォ、1番ラ・ステラの4人で16打数8安打だ。逆に3番大谷、4番カルフーン、5番ルクロイ、6番グッドウィンの中軸4人は12打数1安打だ。上位と下位を逆にしてたら楽勝だったんじゃない?

大谷は最低限の仕事はした

大谷はバットを折られたり、詰まったゴロが多かったりとトラウトとは違い、相変わらず調子がよくないようだ。11試合続いていた出塁もついに途絶えた。まあ「連続試合出塁」とかムリヤリ感満載のネタで騒ぐ日本のメディアがおかしいんだが。毎日、記録とも呼べないような記録のことを聞かれる大谷選手も気の毒だ。

ノーヒットだったが、7回に難しい低めのボール球をうまくすくって、同点犠飛を打ったのは良い仕事だった。彼にとっては出塁よりも明るいニュースだろう。今後はもっと大谷らしい強烈な打球が増えてくることを願いたい。

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