大谷のヒジにメスを入れるスーパー・ドクター、エラトラッシュ医師

9月25日の試合開始前、大谷選手がシーズン終了直後にトミー・ジョン手術を受けることを決断したというニュースが球団から発表された。

二刀流を貫くためには既定路線だったとは言え、普通に考えるとほとんど痛みもない箇所にメスを入れて大手術を行うというのはあまり気持ちの良いものではないだろう。しかしそれを前向きに決断した大谷選手に敬意を表したい。

コービー・ブライアント、トム・ブレイディら大物を診るスーパードクター

大谷選手のトミー・ジョン手術を執刀するのはロサンゼルスのニール・エラトラッシュ(Neal ElAttrache)医師(58)。これまで数々のスポーツ選手の手術を手がけたヒジや肩のスペシャリストである。1970年代にトミー・ジョン手術を開発したフランク・ジョーブ博士と共に働き、ドジャースのチーム・ドクター、NBAのレイカーズ、NHLのキングス、マイティ・ダックスの医療コンサルタントも務めている。

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NBAの大スター、コービー・ブライアントのアキレス腱の手術を行ったことでも知られる。その他多数の有名人を患者に持ち、NFLのトム・ブレイディ、芸能界ではアーノルド・シュワルツェネッガー、リンゴ・スター、シャーリーズ・セロンなども診ている。

ちなみにシルベスター・スタローンは義理の弟だ。

今シーズンのエンゼルスではすでに、ブレーク・ウッド、JC・ラミレス、ギャレット・リチャーズ、ジョン・ラムらがエラトラッシュ医師の執刀でトミー・ジョン手術を受けている。また8月にはアルバート・プーホルスのヒザの手術も行った。エラトラッシュはトミー・ジョン手術のスペシャリストで、大谷選手の手術も是非大成功させて欲しい。

少々前だが2014年のBleachers Reportにエラトラッシュ医師についての記事があったので日本語訳を紹介しよう。


Meet the 10 Super Surgeons Tasked with Putting MLB’s Broken Arms Back Together

(MLBで壊れた腕を元に戻せる10人のスーパードクター)

第1位 ジェームス・アンドリュース(76)

第2位 ニール・エラトラッシュ(58)

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ジョーブ博士とヨーカム博士の弟子でもあるニール・エラトラッシュは西海岸ではまず診てもらうべき医師となった。競技や故障箇所に関係なく、深刻な外科手術が必要なケガが起これば、球団や代理人が電話するべき医者リストでも上位に来るのがエラトラッシュだ。

エラトラッシュはジョーブ博士からドジャースのチームドクターを引き継ぎ、ドジャースをスポーツ医学の世界では最も進んだチームたらしめている。過去数シーズン、球団のケガの結果は芳しくなかったが、それでもドジャースはリスクを取り続けることを要求されてきた。ジョシュ・ベケットやザック・グリンキーのようにうまく行くこともあれば、カール・クロフォードのようにうまく行かないこともある。
エラトラッシュは肩のケガを集中して研究しており、最初にフォーカスしたのも肩の手術だった。私が最初にエラトラッシュに合った時、彼は1位のアンドリュース医師の仲間だった。アンドリュースは肩のコンサルタントをしていた時、最初にやることは何だったかと聞かれて、「エラトラッシュに電話するのさ」と答えた。

NFLのラムズがロサンゼルスを去ってからフットボールのチームとは仕事していなかったが、NFLの選手は誰でも分け隔てなく診てきた。トム・ブレイディのヒザの面倒を見た時は大いに注目され、NBAのコービー・ブライアントの時も同様だった。野球界ではグリンキーの鎖骨のケガでは意欲的な治療を行い、グリンキーが短期間に完全復帰して話題となった。

ロサンゼルスは常にアメリカの芸能の首都であり、エラトラッシュの映画スターのような容姿は否応にも目を引いた。彼はNFLネットワークとCBSスポーツのレギュラーゲストであるが、彼の謙虚で静かな物腰にはしばしば驚かされる。彼はスタローンの「エクスペンダブルズ」シリーズに出演こそしていないものの、そこに出ている多くのアクションスターの診察はしているようだ。シルベスター・スタローンは義理の弟に当たる。

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