LA Times 「ほろ苦い負けだが、希望も見えた」

いよいよシーズンもあと2週間となった。消化試合が続くのは本当につまらない。早くシーズンが終わって欲しい気持ちもあるが、シーズンが終わると当分野球が見られなくなるのは寂しいことこの上ない。

トラウト、大谷の連続ホームランで始まった試合。しかし序盤4点をリードしたエンゼルスだったが、8回2死満塁の勝負所でカノに走者一掃の逆転ツーベースを打たれたのが致命傷となった。元々、振り逃げで走者を出さなければ逆転はなかっただろうし、勝てた試合だった。

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今シーズン何度も指摘しているが、百戦錬磨のカノに対して、経験の浅いヘレスをワンポイントでぶつけた理由は単に左対左というだけだ。このソーシアのステレオタイプの采配で負けたようなものだ。左に対して左をぶつけるだけなら私でも出来る。プロの監督としての奥行きや引き出しが全く感じられない。

またソーシアが先発投手を引っ込めるタイミングが早すぎて、ブルペンが疲弊させるのもシーズンを通して見られたことだ。普通のバランス感覚の持ち主なら今日もあと1イニングはヒーニーを引っ張ったはずだ。

地元紙LA Timesは記事で「ほろ苦い負けだが、トラウト、オータニの連続ホームランに希望が見えた」という記事を掲載した。トラウト、大谷のスピーディでパワフルな二人を3,4番に置けばエンゼルスの攻撃力が上がるであろうことは、前半の時点でハッキリしていた。しかしソーシアはプーホルス、アップトンにこだわり、大谷の起用を先発が右投手の時に制限した。プーホルス、アップトンがケガでリタイアしてようやく大谷がフルに起用されるようにり、チームの調子が上がってきた。

結局、ソーシアの限界が露呈したシーズンとなり、エンゼルスはオフに現代的な監督を連れてきてくれると信じたい。

LA Timesの記事でも、8回のヘレスの投入は明らかに失敗という書き方はしていないが、行間に投手交代に関する采配への批判が読み取れる。日本語訳を紹介しよう。


Angels get a glimpse into their future as Trout and Ohtani hit back-to-back homers in bittersweet loss to Mariners
(マリナーズにほろ苦い負けだったが、トラウトとオータニが連続ホームランを打って、明るい来季が垣間見えた)

土曜のマリナーズ戦での6対5の敗戦を振り返ると、エンゼルスはルーキー救援投手ヘレスが実績あるベテランに失投したことを嘆いているかもしれない。失望のシーズンが終わろうとしているが、厳しい場面でヘレスを使うにはまだ早すぎたと思っているかもしれない。

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しかし、今シーズンの成績が73勝76敗となった敗戦から、明るい点も見つけられるだろう。

それはこれだ。1回、マイク・トラウトはマリナーズの先発エラスモ・ラミレスの89マイルの初球を待ち構えていたようにツーラン・ホームランを放った。その5球後、ルーキーのショーヘイ・オータニもホームランを打った。この二人が連続でホームランを打ったのは今シーズン初めてだ。同時に、オータニはトラウトに次いで、エンゼルスの新人としては8人目の20ホームラン達成者となった。また1919年のベーブ・ルース以来初めて、投手として10登板、20ホームランを同一シーズンに記録したプレーヤーになった。

オータニが20号を打って、エンゼルスベンチに戻ってきた時、トラウトがオータニの頭からヘルメットをまるで王冠のように取ったシーンはオータニへの尊敬の念と笑顔があった。

エンゼルスの先発投手アンドリュー・ヒーニー 「彼らのこんなシーンを今シーズンは何度も見たね。誰にとってももう驚きなんかじゃないと思う。これこそ彼らのポテンシャルで、ゲームを変えるラインナップをもたらしている。みんなこんなシーンをもっと見たいと思うよ」

このシーンはエンゼルスが快適に感じた瞬間だ。そしてもし先発ローテーションがこれほど崩壊しなかったらどうなっていたかという後悔を忘れられ、同時に明るい将来が始まると感じられる瞬間だった。

オータニ、トラウト、そして4回に先頭打者としてラミレスから、そして9回にもソロホームランを打ったアップトンの3人で今シーズン83本のホームランを打った。少なくともあと1年は彼らは同じラインナップに顔を揃えるだろう。アルバート・プーホルスも彼らの中に入ってくるだろう。この打線のどこからでも一発が打てる。

それは小さな事ではない。そして土曜日の序盤の試合運びはヒーニーの10勝目をサポートするように思えたが、8回にウイリアム・ヘレスがロビンソン・カノにベルトの高さのスライダーをセンター越えに走者一掃の逆転ツーベースを打たれて終わった。ヘレスは過去5試合で10失点(自責点は8)だが、4-3と1点リードの二死満塁で投入された。自責点2がアルバレスに、自責点1がジム・ジョンソンに記録された。

継投失敗でヒーニーの5回2失点のピッチングが帳消しとなった。6回にソーシアがヒーニーからアンダーソンに代えた時点で、投球数はわずか78球だった。ヒーニーは降板前の2イニングは四苦八苦していた。4回は満塁のピンチをダブルプレーで切り抜けたが、5回はネグロンとハニガーにそれぞれソロホームランを浴び、エンゼルスの4点のリードは半分になった。

ソーシア 「アンドリューは今日は四苦八苦していた。自分自身と戦っているように見えた。調子が狂っていたようだ。ピンチではいい球もあったが、全体的に今シーズン見せてきたようなキレがなかった」

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