観戦記:大谷、逆転スリーランのすごさ!あそこへ打てるバッターはほとんどいない

今季18試合目の観戦に行ってきた。全てエンゼルスタジアムのホームゲームである。今日はトラウトの誕生日で彼のカラフルなTシャツがギブアウェイである。チケットは当日午後にネットで手数料込み8ドルで1塁側の5階席を買ったのだが、球場ではライトポール近くのSaint Archer Breweryのパティオ席にずっと陣取って試合を見ていた。

エンゼルスは完全に再建/育成モードに入ってしまい、ソーシアの退任も取り沙汰されている。なのであまり勝敗や采配に神経質にならず、ゆっくり大谷選手の打撃を観察しようと思っていた。

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先発のヒーニーがいきなり2点をタイガースに献上して、イヤなムードで試合は始まった。しかし1回裏、無死1,2塁で登場した大谷が外角真ん中あたりのツーシームをレフトへ叩き込む逆転の12号スリーラン!あっという間に試合をひっくり返して、スタジアムの雰囲気は早くも最高潮だ。

この試合、アップトンも6回に逆方向(ライト)への22号ツーランを打ったのだが、同じ逆方向へのホームランでもその内容は全く違う。オータニの打球は高く打ち出されると、内野の頭を越えたくらいで「ああ、ホームランになるな」とわかる完璧で美しい放物線。一方、アップトンはややライナー気味で、エンゼルスタジアムで最短距離でホームランになるライトポール脇のフェンスをギリギリで飛び越えていった当たり。「結構、良い当たりだな!あ、入っちゃった」みたいな感じである。

エンゼルスであそこまで完璧に逆方向へホームランを打てる選手は大谷以外にはいない。トラウトの場合はほとんどがセンターかレフトへのホームランで、ライトへは打っても結構ギリギリのホームランが多い。またプーホルスのホームランはほとんどがレフト方向で、ライト方向へは滅多に打てなくなってしまった。

とにかく大谷ほど豪快な反対方向へのホームランを打てる選手はメジャーにも数少ない。面白いことに大谷の場合はレフト方向への打球の方が角度が付きやすく、引っ張るとゴロになってしまう。今後これが修正されてライト方向への打球も角度が付いてきたらいったいどれほどすごいバッターになるのだろうか。想像しただけでも楽しくなる。

大谷はこの試合を終えて198打数で12本のホームランを放ち、32打点を上げている。比較のために言うとプーホルスは大谷の倍以上、407打数でホームラン17本、55打点なのだから、すでに大谷は打者としてもエンゼルスの主力であることがわかろうというものだ。

大谷はこの試合で内野安打も放ち、4打数2安打1ホーマー3打点1盗塁。打っても、走っても抜群の存在感で、SHOWTIMEを見せつけてくれた。

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また8回に先日キンスラーとのトレードでボストンからやってきた左腕ウィリアムズ・ヘレスをマウンドに送った。彼のメジャーデビュー戦になったわけだが、キャッチャーのスローイングようなやや小さなテークバックから最速で98マイルの速球を投げていた。来季は大いに期待できそうだ。

ちょっと遡るが、エンゼルスはベテラン内野手のバルブエナ(32)をDFAした。フレッチャーの台頭で3塁を守る機会が減っていた上に、2年続けて打率 .199と2割にも届かず、OPSは .588と悲惨。チームバッティングができないフリースインガーで守備面でも貢献しているとは言い難かったので仕方がない。今シーズンの年俸は800万ドルだった。


ちなみに、私は今シーズン大谷選手がスタメンDHで出た試合を12試合見ているが、そのうち6試合でホームランを打った。5割の確率でホームランを見られているのだからかなりの高確率だ。彼にとっては験の良い観客かもしれない。

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