大谷、復帰後初ヒット!の陰に隠れた大ニュース

マリナーズとの第2戦、大谷選手は6番DHで2試合連続で先発し、今日は2塁打を含む、4打数2安打、2得点と勝利に大きく貢献した。これでマリナーズの連勝を8で止め、エンゼルスは借金生活を免れ、貯金も再び1となった。

この勝利はレギュラーシーズンには大きなインパクトを持たないかもしれないが、今日は大谷のヒット以外にもエンゼルスにとって大きなニュースがあった。

ひとつはまたもや選手のDL入り。もはや毎週の恒例行事となった感すらあるが、今回は先発で最もいい成績を上げていたスカッグスが右足内転筋の張りで、ベテラン外野手のヤングが左太ももの張りでいずれも10日間のDL入りである。

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幸いスカッグスは肩やヒジではないので復帰までにそれほど時間はかからないであろう。おそらく先発を1回飛ばすくらいでオールスター明けには戻ってくるはずだ。ヤングは成績も大したことないし(打率 .168)、むしろ私はヤング程度のベテランを使うくらいなら、若手を起用して選手育成を図ればいいのにと思っていたほどだ。それに正右翼手のカルフーンも復帰してようやく調子が出てきたところなのでダメージはほとんどない。

それよりも私が重要だと思うニュースはアルバート・プーホルスの5番降格だ。実はプーホルスが5番以下に下がるのは彼のルーキー・イヤー2001年以来のことなのだ。ついにエンゼルスも彼を打線の中軸から外す時が近づいているようだ。

昨日の試合でも4回にプーホルスを2塁に置いて、大谷がライト前ヒットを打ったシーン。普通の走者ならば本塁に帰って来られただろう。しかも送球の間に大谷は2塁を陥れられたかもしれない。それが誰が見ても3塁ストップという鈍足ぶりだ。プーホルスは打力だけでなく、走力の低下もエンゼルス打線に重くのしかかっている。

現在のプーホルスが現役最後の力を振り絞り、必死に貢献しようとしている姿は感動的なのであるが、いかんせん数字の落ち込みが酷すぎる。今回の5番降格をきっかけに、彼の打順は下がることはあれ上がることはもうないだろう。先発メンバーから姿を消すXデイは確実に近づいているという気にさせられた試合だった。

地元紙OC Registerでプーホルスの5番降格について詳細な記事を書いているので、日本語訳を紹介しよう。


Angels lineup shuffle drops Albert Pujols to 5th for the first time in 17 years

(エンゼルスは打順を組み替え、アルバート・プーホルスは17年ぶりに5番へ下がった)

アルバート・プーホルスはルーキーだった17年前以来入ったことのない打順に組み込まれた。

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シアトル・マリナーズとの水曜日の試合で、プーホルスの打順は5番になり、4番より下の打順になったのは2001年、彼の最初のシーズン以来のことだった。

マイク・ソーシア監督はシモンズをトラウトの定位置だった2番に上げた。それに従ってトラウト、アップトン、プーホルスはそれぞれ繰り下がって3、4、5番となった。

打順降格についてプーホルスと話す必要があったか聞かれたソーシアは「それは問題にもならない」と答えた。

ソーシア 「選手全員と常に話し合いを持っている。打線をより効果的にするためにどんなことをすべきかチームで考えていることに異議を唱える者はいない。プーホルスの前を打つメンバーは変わらないのだから、彼が打点を上げるチャンスは今後も変わらない。」

38歳のプーホルスは成績が下降しているにもかかわらず中軸に座っているため、ここ数年激しい批判にさらされてきた。エンゼルスはそれでも彼は打点を上げ続けているという姿勢を崩していなかった。水曜日に2本のヒットを打ち、1打点をあげたプーホルスだが、今シーズンの得点圏打率は.318である。

シーズン通算では打率.247、12ホームラン、45打点、OPS .688である。昨年久しぶりに手術を受けないオフを送ったプーホルスが、前年よりもよい成績を上げることをエンゼルスは期待していたが、2017年のOPS .672からほんのわずか上昇したに過ぎない。

ここ数年、プーホルスが現在の成績よりもひどいスランプだったことは何度かあるが、ソーシアが現在に至るまで他の選手と入れ替えなかったことは明白だ。

今シーズン、シモンズは打率.318、OPS .826と好調をキープしているが、シモンズには走者を塁に置いた状態で打たせたいという考えをソーシアは変えてこなかった。エンゼルスではショーヘイ・オータニが復帰したので、彼を今までシモンズの打順だったプーホルスの後ろを打たせることが出来るようになった。

そのためシモンズにはトラウトの前でお膳立てをする役割を任せられるようになった。

ソーシア 「ショーヘイが復帰して、そしてデビッド・フレッチャーを9番に置くことで、打線はよりよくなると思う。全てのイニングで相手チームにプレッシャーをかけることが必要なんだ。特にマイク・トラウトの前にランナーを置くことで、それを実現できたらいい。そういう機会を増やすことが重要だ。それはアップトンやプーホルスにも良い影響を与えるだろう」

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