LA Times紙:野戦病院のエンゼルスには大谷、トラウトの復帰は明るいニュース

6月28日の木曜日、ついに大谷選手が復帰に向けて本格的に始動した。既報通り、トミー・ジョン手術は回避し、当面はバッターとして復帰することが優先される。地元紙LA Timesも野戦病院と化しているエンゼルスにとって大谷のラインアップ復帰と、マイク・トラウトが人差し指の突き指からセンターの守備に復帰することは明るいニュースとして取り上げられている。日本語訳を紹介しよう。


Shohei Ohtani has been cleared to resume hitting, Mike Trout could return to center field Friday
(ショーヘイ・オータニはバッティング再開が許可され、マイク・トラウトは金曜日にもセンターへ復帰か)

バッティング練習とキャッチボールが行われた木曜日、エンゼルスは少しだけ健康になった気がした。これらは何気ない事だが、二人の卓越した選手の復帰は史上最悪の負傷者数に悩まされているエンゼルスにおいてとても意味のあることだ。

ショーヘイ・オータニは6月6日にグレード2の右肘UCL損傷と診断されて以来初めて、南カリフォルニアでのバットスイングを行った。オータニは医師からバッティング再開の許可をこの日の朝にもらい、来週にもエンゼルスに復帰が可能になった。

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一方、マイク・トラウトはフェンウェイ・パークで右手人差し指の突き指の最後の回復テストをパスした。6月19日以来、DHでの出場に制限されてきたが、金曜日のボルチモアでの試合でセンターフィールドへ帰ってくるかもしれない。

つい最近まで球団記録の15人のDL入りを経験していたエンゼルスは現在も14人がDLに入っているが、2人の回復は歓迎すべき明るいニュースだ。

オータニの回復のニュースはさらに記念碑的である。なぜなら打者と投手で成功を収めるという過去100年間誰もやったことのない偉業を行った選手をまた見られるからだ。当面は打者としての出場に限られるだろうが、3週間後にスティーブ・ユン医師が再検査を行う予定になっている。

ユン医師の検査では、6月7日にPRPと幹細胞注射の治療を受けた腱をMRIで検査した結果、回復が見られたという。もしトミー・ジョン手術を受ければ少なくとも14ヶ月間は投球できなくなるため、エンゼルスとしてはできればオータニの手術は避けたいところだった。

ビリー・エプラーGM 「3週間前に行ったバイオ治療は現在でも毎日効果を発揮している。その証拠にオータニは回復し続けている」

最終的にはやはりトミー・ジョン手術が必要になる可能性について聞かれると「そういう意見が出るまでは、エンゼルスとしては今のような治療を続けていくつもりだ」と繰り返した。

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エプラーGM 「今のところ、ショーヘイにトミー・ジョン手術が必要だという医者は誰もいない」

金曜日にもふたたびオータニはバッティング練習を行うだろう。特に問題が発生しなければ、週末には投手の生きた球を打てるかもしれない。

エンゼルスは金曜日からのオリオールズとの3連戦の後、シアトルへ飛び火曜日からの試合に備える。オータニはそのシアトル戦のどこかで、もしくは7月6日からのホームでのドジャース戦で復帰するかもしれない。

マイク・ソーシア監督 「いつ出場可能になるか、直にわかるだろう。すぐかもしれないし、ちょっと時間がかかるかもしれない。どんなリハビリが必要にしても、彼がそのステップを飛び越さないように見守っていくつもりだ」

医師からの順調な報告を聞いて、最近オータニは片手でのスイングを始め、バッターボックスでピッチャーの生きた球も見ている。最初の2ヶ月、オータニの打撃は好調だったが、DLに入る前はやや調子を落としていた。オータニのDHとしての過去13試合は41打数8安打、1本塁打、4打点である。この間、彼の打率は.342から.289へと急降下した。

エプラーGM 「オータニはチームにとって重要な選手だ。バッターとしてチームに復帰するための一歩を踏み出すことを許可されたと聞いた、それはまさしく私が聞きたかったニュースだ。左打席でスイングしても右ヒジの腱には悪影響はないと医師たちは保証してくれている。なぜならスイング動作はヒジに過度のプレッシャーを与えることはないからだ」

しかし、オータニとアルバート・プーホルスのどちらをDHで使うかという新しい問題が生じるかもしれない。ピッチャーとしてオータニが出場すれば、3日間はラインアップには登場せず、その間はプーホルスがDHを務められたのだが。

木曜日現在、過去2年間で34試合しか1塁を守っていないプーホルスがすでに43試合も守りについている。
38歳のプーホルスはかつてのような俊敏さはなく、特にシーズンが進むにつれて、エンゼルスはプーホルスの下肢の状態を見守っている。

オータニの打線への復帰についてソーシアは「それは一仕事だな。工夫が必要だ。最大限彼を生かすラインアップを考えている」

トラウトがセンターへ復帰すれば、彼の調子も上がるだろう。2度のMVPに輝いたトラウトは打つだけの仕事では居心地が悪そうだ。DHで出場した過去8試合、26打数6安打、ホームランなしである。

トラウト 「難しいよ。早く守備でも復帰したいんだ」

トラウトの復帰は野戦病院と化したチームには明るいニュースで、少しだけ通常モードへ近づくことになるだろう。

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