OC Register紙:キャンプ初日の詳報

現地2月15日、地元紙のOC Registerはキャンプ初日の大谷の様子とその後のプレスカンファレンスについての記事を掲載した。大谷が変化する環境に懸命に適応しようとしており、エンゼルスもそれに応えようとしていると伝えている。日本語訳を紹介したい。


Ohtani eager to make adjustments and fit it

(アジャストして、自分をフィットさせることをオータニは強く望んでいる)

ショーヘイ・オータニはエンゼルスで最初のメジャーリーグ式バッティング練習を水曜日に行い、プレッシャー下でも高い能力を発揮した。

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何ラウンドかの後、メジャーではどのようにバッティング練習が終るのかを学んだ。ボールを打ってコーチ陣が「ヒット」と判定したら、自分のバッティング練習が続くのだ。

そういう説明を受けた直後、オータニは逆方向へホームランをかっとばした。続いて、ほとんどフェンスを超えそうな深い打球を再び飛ばしたが、マイク・ソーシア監督は「今のはアウトだ」と判定した。

オータニの最初のバッティング練習はこのようなハイライトがあったが、オータニ自身は「まだ思うようには行っていない」と語った。日本ではバッティング練習はもっと長く続き、メジャーのようなマウンドの前からではなく、バッティング投手はちゃんとマウンドから投げる。

オータニ(ミズハラ通訳を通して)「メジャー式の練習に慣れていないから、ベストのパフォーマンスはできなかった。これからアジャストしていくのが楽しみだ」

オータニは200人ものメンバーが詰めかけたプレスカンファレンスで、初日の感想を述べたが、そこでエンゼルスはオータニによる最初の大きな経済効果もアナウンスした。日本の電機会社であるFUNAIがエンゼルスのプレスカンファレンスの背景幕をスポンサーし、エンゼルスタジアムでも広告を出すらしい。

エンゼルスはオータニの一挙手一投足を追いかける視線を早くもビジネスに取り込んだ。

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オータニがメジャーで二刀流のスターとして期待に応えようとすれば、全てのマイルストーンの瞬間は事細かに記録されるが、水曜日は大きな一歩だった。

エンゼルスの投手陣、捕手陣、そして唯一の投手兼DHは春の最初のトレーニングを行ったが、オータニは標準的なストレッチと軽いドリルをこなした。キャッチボールも行った。守備のカバリングとバント処理、春の早い時期のピッチャー用の全てのエクササイズを行った。そして、他のピッチャーはクラブハウスへ向かった時、オータニはキャッチャー達とバッティング練習を行った。

木曜日には彼は最初のブルペンセッションを行う予定だ。週末にはバッターの打撃練習に初めて投げるだろうとソーシアは語った。

オータニはすでにアリゾナで非公式の練習を何日か行ってきたが、今回はエンゼルスの練習用ユニフォームに身を包み、ソーシアとビリー・エプラーGMの前で自分のペースで練習を行った。

オータニ「エンゼルスの新しいジャージーに袖を通したら、新しい年が始まるぞという気分になった。グラウンドに足を踏み入れることに単純に興奮した」

その数時間前、ソーシアは「オータニはプレッシャーのせいでトラブるとは思えない」と語っていた。

ソーシア「この男は足が地についていると感じた。彼はそれを理解していると思う。うまくやるだろう。彼はグラウンドで自分がやるつもりのこと以外には気を使わないだろうし、仕事以外のことは後回しにすると思う。」

アジャストすべきことは膨大だ。そして球場に隣接するホテルの会議場で開かれたプレスカンファレンスで、30分に渡り、オータニはアジャストすべきことに答えた。

オータニ「練習の内容と量については、コーチやトレーンングスタッフと毎日話し合いながらやるつもりだ」。オータニは投手と打者の両方で成功しようとしているので、投打両方の練習でケガとオーバーワークを避けることは非常に重大だ。

ソーシアは練習の前に、「エンゼルスはオータニに外野手として練習させるつもりはない」と繰り返した。というのもオータニは日本で最初の2シーズンは外野手としてもプレーしていたからだ。

ソーシア「彼にポジションプレーヤーをやらせる予定はない」

オータニは足も速いのだが、ベースランニングの際、唯一の制限として、ヘッドスライディングだけはしないようにと告げる予定だ。オータニは「それについては問題ない。なぜなら日本でもチームからヘッドスライディングは禁じられていたから」と答えた。

ソーシア「ヘッドスライディングさえしなければ、スピードを活かして、盗塁するのも自由だ。彼は特別なアスリートで、ベースランニングでも日本で大成功しており、得点を取るためにポジションプレーヤーがやるべきこともやってきた。走力もすごい。桁違いのスピードもある。盗塁もできるだろう。彼がベースボール全てをプレーするのを見てみたい」

フィールド以外では、23歳の青年は初めての一人暮らしにも挑戦している。

オータニ「3ベッドの家ではちょっと寂しい思いをしている」

また、新しいチームメートとの付き合いもアジャストメントの一つで、すでにゴルフやバスケットボールを一緒にプレーしたということだ。

オータニ「今のところ、なかなか楽しく出来ていると思う」

今週の初め、同じくアリゾナでトレーニングしている日本ハムファイターズ時代のチームメートに会いに行った。ファイターズの監督のクリヤマは「オータニは『チームメートに恵まれているし、雰囲気も気に入っている』と言っていたよ」と語った。

クリヤマはオータニのバッティング練習をエンゼルスのゲストとして見に行き、「オータニはスポットライトが当たったほうがメジャーで成功すると思う。肩に多くのプレッシャーがかかっている方がいい働きができるタイプの選手さ」と話した。

それに対して、オータニは1本ホームランを打ってプレッシャーへの強さを慎ましく示した。

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