大谷選手を見に行こう(2020年)

大谷選手の出場試合について

大谷選手はトミー・ジョン手術からのリハビリがほぼ終了し、2020年中には二刀流復活が期待されている。

しかし開幕直後は昨年同様にDHとしてのみの出場になりそうだ。マドン監督によると投手としてメジャーで登板するのは5月15日がターゲットとのこと。それまではメジャーでDHとして出場しながらマイナーで調整登板を続けるものと思われる。

メジャー復帰が待ちきれない!マイナーで投げるのを見よう!

エンゼルス配下のマイナーチームはいくつかあるが、最もメジャーに近いレベルがAAAのSalt Lake Beesで、その次がAAのRocket City Trash Pandasである。しかしBeesはユタ州、Trash Pandasはアラバマ州にあるためアナハイムからは飛行機での移動になる。メジャーでDHで出場しながらの大谷選手が調整登板のために遠隔地のチームに合流するとは考えにくい。

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おそらく調整登板のために合流するのはA+の California Leagueに属するInland Empire 66ersである。実際これまでもエンゼルスの選手がリハビリや調整のために66ersで試合をしてきた。

66ersの本拠地はアナハイムから北東へ50マイル、車で1時間弱のサン・バナディーノ市のサン・マニュエル・スタジアムだ。対戦チームもロサンゼルス近郊のチームが多いのでホーム、アウェイにしろLA周辺での試合で登板することになるだろう。

San Manuel Stadium

California Leagueのチーム

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66ersの開幕は4月9日(木)だ。大谷選手がメジャー復帰すると思われる5月中旬までほとんどロサンゼルス近郊での試合が続く。いずれも車で1時間~1時間半の距離である。下記にスケジュールをまとめておく。

日程 開催都市 対戦チーム 開始時間
4/9~4/11 (Away) Rancho Cucamonga Quakes(Dodgers傘下) 19:05, 19:05, 18:05
4/13~4/16 (Away) Lancaster JetHawks(Rockies傘下) 18:35, 18:35, 18:35
4/17~4/19 (Home) San Bernardino Rawhide(D-Backs傘下) 未定
4/20~4/23 (Home) San Bernardino Quakes(Dodgers傘下) 未定
4/24~4/26 (Away) Lake Elsinore Storm(Padres傘下) 19:00, 18:00, 13:00
4/28~4/30 (Home) Rancho Cucamonga Quakes(Dodgers傘下) 未定
5/1~5/7 (Away) 北カリフォルニア遠征
5/8~5/10 (Home) San Bernardino Giants(SF Giants傘下) 未定
5/11~5/13 (Home) San Bernardino JetHawks(Rockies傘下) 未定

大谷選手の二刀流復活は最大の注目でもある。マイナーでの登板が決まれば前代未聞の日本のテレビでマイナー試合の中継も十分考えられる。

ちなみにCalifornia Leagueのチケットはメジャーと比較にならないほど安い。66ersのホームだとバックネット裏の最前列でもわずか18ドルである。しかしマイナーチームの球場はどこも小さく座席数は少ないので、大谷選手が先発するとなるとプラチナ化は必至だ。もし登板の予定が読めたらすかさず手配に動いた方がいいだろう。以下に各チームのスケジュールへのリンクを貼っておく。ここからチケットも購入できる(まだ発売していないチームもある)。

今シーズンの大谷選手の出場サイクルはどうなる?

二刀流復活で、大谷選手はどのようなサイクルで打者と投手との出場になるのだろうか?2018年は1週間に1度投手として先発し、登板の前後の日は休養、その間の3日間はDHで出場というサイクルでシーズンをスタートした。

予想される大谷選手の出場サイクル

投球 休み DH DH DH DH 休み 投球

2020年も同じようなサイクルで出場すると思われるが、2018年はルーキーの大谷が投手としてどの程度通用するか手探り状態での登板だったのに対し、今年は実質エースである大谷を効率よく登板させることにフォーカスしていくだろう。具体的には休日の前日に大谷が先発すれば休養による日程ロスを最小限に抑えられるだろう。

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毎週水曜日が大谷先発の日?

日程の厳しいメジャーにあまり休日は多くはないが、それでも月曜日と木曜日は比較的休みが多い。5月15日以降だと木曜日休みは5回、月曜日休みが4回ある。なのでオールスター前は基本水曜日に大谷が登板する「ウェンズデー大谷」になるのでは?

ただ水曜日というのは試合後にビジターチームが次のカードに向けてに移動することが多い(*)。そのため平日にもかかわらずデーゲームが組まれることがよくある。なので毎週水曜日が登板だと昼に投げたり夜に投げたりと体調管理が難しくならないかが少々心配だ。

(*)東と西で3時間の時差があるアメリカではナイトゲームの後に西海岸から東海岸への移動だと、到着したら現地はもう朝ということもある。延長戦突入とかだと下手すれば夜中の1時まで試合をして、試合後に飛行機で5時間移動してホテルにチェックインしたらもう昼前。そのまま夜に試合というケースもある。

インターリーグでの登板は大きなアドバンテージ

今年はDHの使えないナ・リーグ本拠地でのインターリーグが8試合組まれている。

  • 7月3日(金)~7月5日(日) アトランタ・ブレーブス 3連戦
  • 7月17日(金)~7月19日(日) フィラデルフィア・フィリーズ 3連戦
  • 8月25日(火)~8月26日(水) ロサンゼルス・ドジャース 2連戦

相手チームはバッティングに期待できない投手が打線に入るのに対し、大谷が登板して打席にも立てばエンゼルスだけがDH制を使えるに等しく大きなアドバンテージだ。なのでこの3カードには必ず大谷登板を絡ませてくるに違いない。ブレーブス戦とフィリーズ戦の間には5日間のオールスター休みもあるので日程調整はしやすいだろう。

インターリーグでは大谷1番?

マドン監督はトラウトに次ぐチーム2位のOPSである大谷の打席数を極力増やすことに工夫を凝らしそうだ。少しでも大谷に打席を回すためにインターリーグで投げる時は大谷を1番に入れることまで視野に入れている。仮に大谷が6イニングを投げ切る切るとすれば、7回表の攻撃まで打席に立つチャンスがあり、1番に据えれば5打席回る可能性も十分ある。アトランタやフィラデルフィアの試合に行ける人は今年は「1番ピッチャー大谷」を見るチャンスである。

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DH解除はあるのか?

策士マドンは大谷が登板する時はDHを解除することも頭に入っている。今年大谷が20回先発するとして、DH解除すれば大谷に80打席近く多く打席を与えられることになる。プーホルスをDHに据えるよりもよほど攻撃力は高い。その場合も打順は1番となる可能性が高い。

もちろん復活からの状態を手探りのシーズン前半は難しいだろうが、後半にプレーオフ進出の勝負所がくれば間違いなくDH解除すると思う。また状況によっては登板日の翌日を休養ではなくDHで出場させることもあるだろう。

エンゼルスタジアムではなかなかチャンスのない「1番ピッチャー大谷」はDH解除して是非実現して欲しいし見てみたい。

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